情報発信には目的、ターゲット、メリット、行動の4つが大切ですが、今回は「目的」について説明します。
目的があやふやになっていませんか?

情報発信の重要事項:目的の確認
事業を設計する時などはそれっぽい目的をちゃんと定義しているはずなのに、実際に事業を現場が始めると、あれれ?なんか変だな?となっていることありませんか?

例えば、イベントをする時を思い出してみて下さい。
元々は何か目的を達成する手段の1つとしてイベントを選んだはずで、そのイベントを通じて目的が達成される予定でしたよね?
イベントの成果指標って大抵集客人数に設定されていて、多くの場合は前年度の参加人数より多くの人数を集めることが求められます。
上司から去年は300人集客したのだから、今年は400人呼べるよね?と言われちゃって、なんとか400人呼ぶための手法をなんとか編み出そうと素直に現場は考えちゃいます。
しかし、400人集客することで、元々の目的は達成できたのでしょうか?そういう視点で見つめ直していますか?

研修中に、公園を管理している方々にどんなイベントをして、どんな集客方法を取っているのか聞いてみたところ、花の苗を配られているとの返事が帰ってきました。
お花が好きな人だったら苗を無料でもらえるのは嬉しいですから、多くの方が公園に来てくれます。
しかし、花の苗をもらった人がその後どうするかというと、もらったらすぐに家に帰ってしまうとのことです。
あれれ?一体何の目的が達成できたのでしょうか?
公園でイベントをする目的って何だったのでしょうか?
新住民が多い街で、公園の場所を知ってもらいたいのでしたら、花の苗を配ることで場所を知ってもらうという手法はありかも知れませんが、その場合は1回も公園に来たことがない人とか新住民にだけ配るって方法を考えなければいけませんよね。
公園の環境美化に協力して欲しいという目的であったら、ゴミ拾いに参加した後に花の苗を配るならアリでしょう。

なんでこんなことになってしまっているのかというと
犯人は管理職
である上司の方々です
(研修中に本当にこんなことを話していますよ)

イベントの参加人数を指標として事業の評価にするから悪いのです。
指標化が全て悪いとは言いませんが、その指標の数字が増えた時に事業の本質的な目的にちゃんと近づくのか、指標を達成した時に事業の目的が達成できているのかを考えるべきなのではないでしょうか?

指標の話になっちゃいましたけど、まずは事業の本質的な目的は何だったのかを何度も繰り返して思い出して下さい。
あやふやな目的のまま、誤った指標を達成するために情報発信を始めようとすると、方針を見や誤ってしまい、分り難い発信内容になってしまいますよ。