情報発信は何のためにしているのでしょうか?

市民の幸せ


市民に役所がやっている事業を知って欲しいから、税金を使って事業を行っているためにその説明責任を果たす目的で情報発信をしているのでしょうか?
市民にお伝えしようとか、周知徹底したいって考え方ではなかなか伝わらないです。

情報の受け取り手が誰で、その人が何に興味を持っていて、その情報を受け取った後実際にどんな行動をとって欲しいのかを意識しないといけません。

市民向けの制度を紹介するチラシなんかをみてビックリすることがあります。制度名、専門用語だらけの概要説明文に続き、適用条件等々が細かく記載されていて、その制度を本当に必要としている人が理解できるように書かれているのかかなり怪しいものです。
諸条件をとにかく細かく書くことが優先されている理由は、口うるさい方への対策なのでしょうけど、口うるさい方々を意識し過ぎていませんか?

役所からの情報発信は市民を幸せにするのが大前提のはずで、その情報を必要とする人にとって分かりやすい書き方でお伝えましょう。

情報発信を組織防衛的な目的のアリバイ工作として考えるのではなく、市民の幸せのために情報発信を活用しませんか。