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ヒトは理性で物事を判断することは少なく、もっと直感的に感情で行動します。
嬉しい、怖い、悲しい、楽しい、儲かる、損するなどなどの感情を揺さぶる要素があって初めて心に響きます。

数字の羅列、客観的なデータの提示、客観的な情報、そんなものではなかなか動きません。

100円の商品が50円の値付けがされて、元の値段を表示せずに50円と単に数字だけが書かれていても普段のその商品の価格を知っている人にしか響きませんよね。
例えば、「本日限り激安5割引、今なら50円」と書かれていたら、直感的に安いと分かりますし、今日買わないと後で損すると思うので、思わず買っちゃうかも知れませんよね。

茨城県警のTwitterアカウント(@ibarakipolice)を見ていると、他の行政機関のアカウントに比べて、リツイート等の反応率が高いように見受けられます。県警が出す情報が、防犯等の危険を回避するための情報が多いので、多分「怖い」からそれをみんなで回避しましょうって意識が働いていると思うのです。

なんでもかんでも客観公平に伝えようとばかりするのではなく、市民により伝わりやすくするため、市民に理解してもらうために、もっと感情を揺さぶるような要素を盛り込んでいくべきなんですよ。