記事に興味を持って読み進めてもらうためには、良いタイトルと写真だけでは足りません。
読み手の興味関心にあった内容でなければ、どんなに素晴らしい記事でも読んでもらえません。

情報のジブンゴト化

スポーツに全く興味のないひとは、新聞のスポーツ欄そのものに目をやらずに一切の記事を読まないでしょう。

例えば、ぼくが茨城県守谷市の市役所で、守谷市職員向けに研修したとしましょう。
守谷市で働いている職員たちですから、記事のタイトルに「守谷」の文字が含まれていたら、その記事を飛ばしてみることはなく、ほぼ全員が記事を読むはずです。
守谷市職員にとっては「守谷」が重要なキーワードとなり、それを入れたタイトルをつければ読んでもらえる確立が格段に高くなるのです。

情報を伝えたい相手にとって高い興味のあるキーワードをタイトルに盛り込んだら良いのです。そうするとこで、「あ、この記事は自分にとって必要なことが書かれているぞ」ってわかり、ジブンゴト化されるんです。

市民が聞いたことのない行政用語をふんだんに盛り込んだ事業名を使っていたら、市民にジブンゴト化してもらえないんですよ。

僕が茨城県広報監に着任してすぐに実施したことの一つが、広報紙「ひばり」のタイトルに事業名を使うのを禁止したことです。

行政組織内で事業名を使うのは自由だし、好きにやれば良いと思うんですが、堅苦しくて漢字が沢山ならんだ事業名を見ただけで、どんな内容なのかわかる市民はいませんよね?
問合せを頂いた時などを考えると、本文中には事業名は使って良いと思いますが、タイトルに使うとそれだけで市民の方に記事そのものを読んで頂ける可能性が激減しますよ。